国公立の准看護師養成所は次々に廃止され、現在はほとんどが医師会立の養成所を経ている。日本医師会の副会長は「准看護師には、ゆったりとした看護を志向する人も多い。高度な医療を目指す人は看護師になるための『進学コース』に入り直して国家試験を受ける。准看護師は医療の知見があるから、現場で療養の世話をすると力を発揮できる」と話す。今、不況のためもあってか、准看護師の養成所に入学する社会人が増えている。そのなかには、高校既卒者が5割を占め大卒や短大卒が2割に上り、准看護学校への入試倍率は2・8倍となっているという。同氏は「准看護師制度の廃止論もあるが、看護師と同じ業務を低賃金でさせることに問題があるだけで、チーム医療のなかで適切な配置をすれば問題ない。看護師の指示のもと、准看護師に指示できるというような、看護という職業で二つ資格があるのがおかしいというのは切捨て論。一方で特定看護師という別の資格を作るのは矛盾ではないか。また、介護職は介護職で医療行為をすべきでない」としている。
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